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上室性不整脈

■心房細動(Afib)

心房が痙攣したように小刻みに震え、QRS波は不規則に出現する。
血液を規則的に心室へ送り出すことができない。
短期的にはひどい症状にはなりにくく、不快感を表すことがある。慢性的になると危険で、心房内にできた血栓 (血液の塊)が肺や脳まで流れ、塞栓を起こしてしまう ことがある(肺梗塞、脳梗塞)。
高齢者に多く見られる。
最近治療法が格段に向上している

■心房粗動(AFL)

心電図上、のこぎり状の波形が見える。
毎分250回以上心房内(三尖弁の周り)を異常信号がまわり続ける頻拍。
症状としては動悸がする、胸が痛むなど。

■心房頻拍(AT)

心房内に異常自動能(洞結節以外の場所から信号が出現すること)が生じたり、心臓外科手術を受けた跡を リエントリー(ぐるぐる回ること)したりする頻拍。動悸や胸に違和感、不快感を感じる。

■房室回帰性頻拍(WPW症候群)

正常な心臓では心房と心室をつなぐ“路”は刺激伝導系のみであるが、それ以外に心房と心室をつなぐ“路”(副伝導路)があるため、一度心室に伝導した興奮が再度心房へ伝導し、ループしてしまう頻拍。動悸や胸に違和感、不快感を感じる。

■房室結節回帰性頻拍(AVNRT)

房室結節付近に伝導路が2本存在(通常1本)し、伝導速度の速い伝導路と遅い伝導路でリエントリー(信号がぐるぐる回ること)してしまう頻拍。動悸や胸に違和感、不快感を感じる